helmwige

作詞•作曲•編曲:龍雅

 

時に女神の天秤は 無情なる答えを示す

そこには嘘も迷いも無く

微かにただ震えるだけ

 

救われることなく 零れ落ちた迷い子達に

残酷で優しい導きを

 

眠れ ゆりかごに抱かれ

折れた剣を忘れて

鉄の柩に愛を湛え

歌う 弱き者達への子守歌

 

終末へと向かう空を

眺めることさえ叶わず

そこには過去も未来もなく

静かに朽ちてゆくだけ

 

救われることなく 零れ落ちた迷い子達に

残酷で優しい導きを

 

選定の天秤よ 叶うならのもう一度だけ

悲しくも美しい微笑みを

 

眠れ ゆりかごに抱かれ

折れた剣を忘れて

鉄の柩に愛を湛え

歌う 弱き者達への子守歌

 

あの日 震える君の手を

握る強さがあれば

どうか最後に天秤よ

せめて 残酷なるこの世界に

あの娘の優しい微笑みを