from the world’s end

作詞•作曲•編曲:おぎあつ

 

歌え鳥たちよ まだ気付けなくても

終わる世界に どうか標を

 

かざすのはこの掌 すかせば命の色も

濁らせる水鏡は 覗くものからは遠く

掲げてたその誇りも 擦り切れるだけの今を

鈍らせた冬の心 望まれたわけじゃない

 

優しさは気まぐれに 救いなどそれだけで

願い事 消えてしまった

想えば想うほど

 

歌え鳥たちよ まだ気付けなくても

終わる世界に どうか標を

 

棺は冷たく 目覚めは悲しくて

夢見た理想は 絶望に汚されていても

繰り返すのでしょう 孤独の眠りを

最果てより

 

辿り着けないのなら せめてこの玉座だけ

願い事 消えてしまった

想えば想うほど 願えば願うほどに

 

響く鐘の音が…

終わりの世界に どうか調べを

 

歌え鳥たちよ まだ気付けなくても

終わる世界に どうか標を

ああ、この声さえ まだ届かなくても

明日の果てに また出会えるから

 

渡る鳥たちの羽ばたきは 世界を